
【コラム】銀行の決算書の見方を知っている企業が強い理由
銀行の決算書の見方を知ることのメリットは、融資が受けやすくなる、銀行交渉がやりやすくなる、というような、銀行に直接関わる部分でのみ発生するメリットではありません。
そもそも、銀行からの融資が受けやすくなる企業や、銀行交渉がやりやすくなる企業とは、どのような企業なのでしょうか?
銀行の目線で考えてみた時に、皆様ならどのような企業に融資をしたいと思いますか?
銀行が融資をしたい企業は、一番に、貸したお金が、滞りなく返ってくる見込みのある会社その次に、今後、長くお付き合いができそうな会社なのです。
つまり、銀行が決算書を見るポイントをまとめると、
- どれだけ安全な企業であるか?
- 財務体質が強固で、今後も長く付き合っていけそうな企業であるか?
- 万が一潰れてしまった場合でも、債権に充当する資産はあるか?
ということになります。
特に、1と2の項目に関してましては、企業を経営される上でも、非常に重要なポイントではないかと思います。
銀行の決算書の見方を知るということは、安全で、財務体質の強い企業になるために、何に気をつければよいかを知るということとほとんど同じなのです。
それでは、具体的に、銀行は企業の決算書のどの項目を見ているのでしょうか?
実は、銀行が企業を判断する多くの点は、売上や利益ではないのです。このことは非常に重要です。
銀行は、売上があがったから、利益があがったから、という理由だけでは、一概に「融資をしたい企業だ」とは評価しません。
銀行は、資産や負債の記載のある貸借対照表を、売上や利益が記載されている損益計算書よりも、重視しているのです。
では、銀行は貸借対照表のどこをどのように評価しているのでしょうか?
それがわかってしまえば、財務体質を強くすることができ、結果として、企業経営を継続していくために、経営者の皆様がするべきことが自ずと見えてくるのです。
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