【コラム】景気動向について
最近、クライアントと話をしていると景気動向の話によくなります。
アベノミクスの効果により急激な円安が生じ、輸出が拡大され、大企業は過去最高益を計上したりとこの政策の恩恵をうけておりますが、大企業を支えている中小企業はどうでしょうか？
今後は物価上昇、給与増による経営コストが拡大するため中小企業をとりまく環境は非常に厳しいものになると予想できます。
給与増により良い人材が大企業に流れ資金力のない中小企業は良い人材を採用できないという懸念。
労働条件、環境が悪い場合はトラブルになりやすいという懸念。
また、追い打ちをかけるかのように、本来そのような環境では運転資金の増加、設備投資の必要性が増加しますが、2014年7月1日にセーフティネット保証5号の指定業種が157業種まで縮小されます。
指定業種から外れてしまった場合は今までのようにスムーズに資金調達できるかわかりません。
これまで以上に金融機関対策をしておかないと資金調達に困ったり、取引先の与信管理をしておかないと売掛債権になる可能性は高くなります。
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